お靴を長く履くために一番大切なのが
自宅で行うメンテナンス「くつ磨き」です。
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メンテナンスが大切なのはわかるけど、
面倒だったり、イマイチ手順がわからなかったり…。
そんな方必見!
自宅で出来る「くつ磨き」をまとめていました。
くつ磨きって、実は洗顔と同じなんです。
今回ご紹介する手順は、月1回程度のスペシャルケア。
※簡易ケアは、後ほどご紹介いたしますね。
それでは、長いですが
2回に分けてお付き合いください!
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自宅で簡単くつ磨き【しっかりケア:前編】
まず、使う道具です。
①ホコリ落としブラシ(馬毛)
②クリーム浸透用ブラシ(豚毛)
③仕上げ用ブラシ(山羊毛)
④クリーナー(サフィールノワール)
⑤除菌スプレー(ウォーリー)
⑥防水スプレー(サフィールノワール)
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上段右側から
①②柔らかな布
③ストッキング
④コットン
⑤紙やすり(280番手)
⑥コバインキ
⑦乳化性クリーム(コロニル)
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今回はこちらの道具を使用しました。
(全部揃える必要はありません)
靴磨き手順
今回磨くのは、ストラップ付きの婦人用革靴です。
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では、靴磨きスタート!
まず、はじめに
1、ストラップの金具やヒモなどの装飾品を外します。
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2、中敷が革の場合は、アルコールを湿らせたコットンで、靴内部を拭きます。
(つま先にゴミが溜まっていることがあるので、しっかり確認)
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今回磨く黒革靴は、中敷が革ではなかったので、
他のお靴で代用しています。
アルコールがなければ、ウェットティッシュでもOK!
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靴内部の汗汚れは、匂いやカビの原因になるので、
しっかりお掃除しましょう。
3、ブラシ(馬毛)でホコリを落とす
靴の溝には、たくさのホコリ汚れがついています。
ここでしっかりはらわないと、
次の作業で革の毛穴にホコリを押し込むことになるため、丁寧に作業を行います。
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※なぜ馬毛ブラシ?
馬毛は、毛足が長くしなやかなため、ホコリを掻き出すのに向いています
4、クリーナーで古いクリームや汚れを除去
くつ磨きはお化粧と同じといわれますが、
クリーナーはまさしく化粧落とし!
これをせずに、靴クリームだけ重ねて塗っていくと、
革の毛穴が詰まり、呼吸を止め、シミやシワ・亀裂の原因になります。
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自分のお肌に、ファンデーションを重ねて塗っていくと思うと怖いでしょ?
男性の方は、イメージしにくいかな。
んんー。たとえば
外から帰ってきたのに、手を洗わず、
毎回ハンドクリームを塗りたくるっていうのはどうでしょう?
気持ち悪いですよね
そのため、1番大切な作業がクリーニングです。
ですが、知らない方が多い工程でもあります(泣)
今回、使用するクリーナーは
サフィールノワールのクリーナー
汚れも落として保湿もできる、超万能タイプです。
もし「1つだけ試しにケア用品が欲しいんだけど?」
と聞かれれば
間違いなく、
このサフィールのクリーナーをおすすめします。
それくらい、大好きなケア商品!
皮革製品ならなんでも使え
シミなどの失敗の少ない、とっても優しい成分です。
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まずは、クリーナーを布に取り、
優しく円を描きながら、革の繊維についた
汚れや古いクリームを取り除きます。
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あまりゴシゴシこすると
革が痛んだり、ぼやけてしまうので
ゆっくり優しく、洗顔するように表面をさすり
古いクリームを取り除きます。
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強くこすれば、いくらでも色は落ちますが
やりすぎは注意!
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上記写真右側のように、ツヤがなくなれば
古いクリームが取れてすっぴんになった証拠です。
また、特別ケアが必要でない場合は、
このクリーナー部分までで簡易くつ磨きは終了です!
つづきは、
【しっかりケア:後編】になります。
4、靴クリームで靴に栄養
5、乾拭きで靴にツヤ
6、除菌・防水スプレーで仕上げ
と、続きますので どうぞおつきあいください。
使用するものは、自宅にあるものや
Amazonで手に入るケア商品を使いました。
簡単くつ磨き記事一覧
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