足のサイズ(長さ)が測れたら、あとは簡単!
足幅(ワイズ)も、確認しちゃいましょう。
皆さん、よく
「私の足は、だん広・甲高で靴が無くて…」なーんて言われますが
200人以上計測した私から言わせると
幅広の女性なんて、ほとんどいませんでした。
女性も男性も皆さん、幅が細く・甲も薄く
ふにゃふにゃに曲がる「こんにゃく足」がとーっても多いこと!
幅が広く見えても、アーチが下がっていてトラブル寸前という方もたくさん!
でも、ご本人は痛みがないから気づかないんです( ; ; )
そんな、問題も発見できるのが足幅(ワイズ)の測定です。
では、早速確認してみましょう。
【正しく測る準備】※前のページをご参照ください
【足囲(そくい):足の幅を測る】
1、親指の付け根の一番出っ張っているところと、小指の付け根の一番出っ張っているところに、メジャーやヒモを一周させ測定します。
2、計測は、一度ややきつめに巻き付け、ちょっと力を抜き戻った部分で計測します。
※ヒモの場合は一周したところに印を付けた後、伸ばして長さを測ってください。
3、こちらの計測を、均等に体重をかけて肩幅に足を開いた状態で、左右。
そして、椅子などに腰掛けて、足を浮かせた状態で左右計測します。
4、足長(そくちょう)と足囲(そくい)の計測が完了したら、サイズ表と照らしあわせて、自分の足を判定します。
※ムーンスター(月星)さんのサイトで、サイズ自動計測が出来ます。
日本では、JISによって靴のサイズ・ワイズが決められています。
ただ、こちらの表を元にして、各靴メーカーがそれぞれ履きやすさを追求しているので、この表はあくまで目安。
通常、E幅が標準とされ、DからAに向かい、どんどん幅が細くなり
EからFに向かい、幅が広くなっています。
靴のサイズJIS表 女性用
靴のサイズJIS表 男性版
皆さんの足はいかがでしたか?
日本の靴市場は、Eから3Eといった幅広の靴が多く
幅の狭いAからDの靴はほとんどありません。
(幅を広く作れば、細い人も履けるからねー。)
そのため、華奢な女性は特に靴を選びにくいのが現状です。
また、立った状態と足を浮かせた状態、2パターンの足幅を計測したのは
足が地面に着いた時と、蹴り上がった時でこれだか差があることを知っていただきたかったからです。
何度もお店で試しばきして「これだ!」と思って購入しても
家で履いてみたら、足が痛くなったという本当の原因は
足幅の差に対応した靴選びができていないことにあります。
自分は幅広だ!と思い3Eの靴を探していたお嬢様
あなたの足は、もっとずっと細くて華奢で
その大きな靴が、痛みの原因かもしれません。
自分の足を知ったら、今度は楽しい楽しい靴選び!
ぜひ、足が喜ぶ靴を一緒に見つけましょう。